
「思い出づくりこそ人生」──ある本との出会いがくれた、生き方の再確認
ある一冊の本を読んで、深く考えさせられた。きっかけは些細なものだったが、ページをめくるうちに、自分のこれからの生き方にまで想いが及んでいた。
本の冒頭に、こんな言葉が書かれていた。
「人生で一番大切なのは、思い出づくり。」
その言葉は、読了後もずっと胸に残り続けている。そして何よりも、この言葉が本の締めくくりにももう一度現れることで、読む者の心をゆっくりと、でも確実に打つ。
● 本を読んで、実際にしてみた3つのこと
読後、私はいくつかの行動を起こした。
① 長寿年金について調べる
── すぐにパンフレットを手に入れ、ネットで情報を収集した。
② 「人生時計」のアプリをダウンロード
── 自分が90歳まで生きると仮定し、現在の時刻を換算してみた。
私の「人生時計」はすでに15時50分。残された時間の重みが、数字として迫ってきた。
③ 財産は“今”渡すことにした
── 死後に遺産を渡しても、子どもたちは高齢に近い。
結婚し、孫が生まれた今がちょうど一番お金が必要な時期。だからこそ、元気な今、彼らが最も必要としている今に渡す決意をした。
● 「思い出づくり」は今この瞬間の積み重ね
実は私も、55歳ごろから(四女が琉球大学に入学した年)、仕事と遊びの境界が曖昧になってきた。むしろ、「遊びの合間に仕事をしている」ような感覚さえある。
- ライブ
- 相撲観戦
- プロ野球やラグビー
- マラソン大会出場
- 海外旅行(パリ五輪、ハワイ、サイパン、UAE)
- 沖縄への旅
- ボランティア活動
これらを連れ合いとともに体験し、「今しかできないこと」に時間とお金を惜しまず投資してきた。散財しているという自覚はある。だから、「少し控えようか」と話し合ったこともあった。
けれど、この本を読んで確信した。
今、体が元気なうちに、今だからこそできることをしておく。
それこそが、これから先、いつか訪れる“振り返りのとき”に、最も自分を支えてくれる財産になるのだと。
● これからを生きる人に伝えたい
人生には、いつか終わりがある。
だからこそ、「お金」も「時間」も、「今」大切な人のために使うことが、最も豊かな生き方なのだと思う。
思い出は、形がなくても、心に残る。
そしてその思い出が、残された日々をあたたかく照らしてくれる。
この本は、私の背中を優しく、でも確かに押してくれた。
“思い出づくり”こそが人生の核心だと、改めて教えてくれた一冊。
心からおすすめしたい。