「指導と評価の一体化に関する資料」において、内容のまとまりと観点のクロス評価のしかたがわかりました

 2020年6月21日(日)に毎月恒例の「森会」が中川公民館(松阪市)で行われた。参加者は私を含めて6名。今回も前回の研修をもう少し深めようと、意欲のある英語教員が集った。

 最初は、新しく採択されるであろう東京書籍「New Horizon」の新教科書を見ながら話し合った。森会の主催者のW先生が資料を提供してくれた(現在教科書会社から配布されている宣伝用のリーフレット電子版)。さらに、新しい教科書の巡回展示をしているので、実際に足運んで内容を吟味していただいたので、そのときの情報も提供してくれた。

 津市教科書採択協議会は、昨年度、小学校の教科書として、東京書籍「New Horizon elementary」を採択している。中学校教科書に合わせるために、小学校も同じ教科書会社を採択したと考えられるので、今回の採択も東京書籍であろうという推測は、参加者は全員一致だった。

 教科書は新学習指導要領の趣旨に沿って、語彙数はかなり多くなっている。そのため、文章も2年生中盤で120語以上と現行の教科書では3年生の前半と同じ語数である。3年生では200語以上、3年生の最後には300語以上の読み物も登場する。諸外国に比べて、圧倒的に読む量が少ないという反省の元に編集されていることがよくわかる。内容的には、大まかに、’’Mother’s Lullaby”などのずっと続いている東書の目玉的な読み物教材はそのままであるが、デザインが変わり雰囲気が随分違っている。やはり全国採択数1位であることからも、膨大な費用を投入できることもあって、見やすい紙面づくり、特別に支援が必要な子どもたちにも配慮した色づかい、イラストも内容を想起しながらリテリングができるように大きくわかりやすくなっているなど、随所に工夫点が見られている。来年4月1日まで手に持ってみることはできないが、使ってみるのが楽しみである。

 後半は、「『指導と評価の一体化』に関する参考資料 中学校 外国語編」の読書会を行った。一人5ページの割り当てをもらい20分くらいで概要の説明を行なった。

 何度もこのブログでは登場するが、「主体的に学習に取り組む態度」については、① 粘り強い取り組みを行うこと ② 自らの学習を調整することを中心に評価する必要がある。「知識技能」はペーパーテストで評価をし、「思考・判断・表現力」は論述、レポート作成、発表、グループの話し合い、作品の制作表現などで評価をし、「主体的に学習に取り組む態度」はノート、レポート記述、発言、行動観察などのより評価することができる。評価の項目である「学びに向う力・人間性等」についても、感性や思いやりなどは個人内評価で行う。

 「内容のまとまり」とは、「5つの領域」のことである。それぞれの目標については、①【 聞くこと】 はっきり話されれば、日常的な話題(社会的な話題)について、必要な情報、話の概要(短い説明の要点)を捉えることができる。② 【読むこと】 日常的な話題(社会的な話題)について、必要な情報、話の概要(短い文章の説明の要点)を捉えることができる。③ 【話すこと(やりとり)】 関心のある事柄などを伝え合い、日常的な話題事実、自分の考えや気持ちを整理し、相手からの質問に答えられる。また、まとまりのある内容を話す。(④⑤は省略)

 学習評価については、「的確に捉える」「指導の改善に役立てる」「学びを振り返って次の学びに向かわせる」という3点が意義である。指導の改善は主体的対話的で深い学びにつなげる。評価の改善は場面・方法の工夫によりさらに深めることができる。さらに、生徒の学習改善につなげるとともに、指導の改善にもつなげていく。そして、これまではされてきたことでも、必要性・妥当性がないものは見直すことまで提言されている。

 内容のまとまり(5つの領域)と「知識技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」のクロス評価表を作成していく必要があることがわかった。学校全体のCAN-DOリスト→学年別のCAN -DOリスト→学年別の内容のまとまりの達成目標を5領域別に作り、3観点とのクロス評価表を作る。ここからもさらに単元別にしておくと、評価のタイミングや仕方を的確に設定することができる。

 わからないところが多い。自分の中に落ちていかない部分が多い。まだまだしっかり読み込まなければならないと感じた。

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