第49回森会を終えて

2021年4月11日(土) 中川地域交流センター 出席者6名

「黄金の3日間」と呼ばれる授業開きをどうやっていけばよいのか、教えて欲しいということだったので、私の独壇場になってしまったが、ホワイトボードも使いながら、説明していった。

1 黄金の3日間は担任の第一声と同じである

学級開きの時に、「担任の第一声」と呼ばれる「語り」を行うことがある。自己開示を行い、「何を大切にしているのか。」「これからどういう気持ちでクラスを作っていくのか」「どういう思いから担任の教育観が成り立っているのか」、語りを通じて生徒に伝えていく。1年間で最も緊張する瞬間であるが、ここがうまくいくと、1年間の学級経営はスムーズにいくことが多い。私は1996年からずっと続けてやっている。今現在は担任を持っていないので、学年集会で語りをしている。

これと同じなのが、「教科開き」である。これから1年間どうやって英語の授業をやっていくのか、3日間かけて(3時間かけて)説明していくのである。

2 なぜ「黄金の3日間」なのか

担任の第一声は、1番最初にやるから、心の中に残りやすいのである。これを5月になってやっても、効果は非常に薄い。第一声だから効果的なのだ。これと同じで最初の3日間ぶっ続けで説明するから、子どもの心にも頭にも残りやすい。この最初の3日で話したことで授業がスムーズに進むことが多い。だから、「黄金の」と呼ばれるようである。

3 「黄金の3日間」では何をするのか

私の場合であるが、①自己紹介 ②なぜ英語を学習するのか ③指導者の英語学習について(学習者としての後ろ姿を見せる) ④授業の進め方について ⑤ノートの使い方について ⑥家庭学習の仕方 ⑦宿題について ⑧補助教材(ワークブックなど) ⑨授業のルールについて ⑩授業の係について(私は全員に係を分担して授業に参画させるようにしている) 11 成績の付け方について 12(今年度だけ)新学習指導要領かでの変更点などを行なっている。

⑨と11を丁寧に解説していきたいし、これでも時間が余れば、授業をスローでやってみる。子どもたちはすぐにはできないので、ゆっくり慣れさせることも必要である。また、ファイルや補助教材を配付し、名前を書かせ、少し説明したり、実際に書いてみたりして、新しいものに自分の命を吹き込むことをさせている。

4成績の付け方については、しっかり説明した方がよいか

今年度に関しては、しっかり説明しておいた方がいい。子どもたちは、訳がわからないかもしれないが、「単元毎にまとめの言語活動があり、それも評価の中心になること」「パフォーマンステストが増えること」「ただ『できる』ではなく、『相手意識を持つことと目的、場面、状況を考えながら』、パフォーマンスすること」が大切になってくることを解説する。

ホワイトボードにあるように、内容のまとまり(5領域)と3観点のクロス評価表にどの部分をどのテストで評価するのか、しっかり考えて説明するべきであることを提案した。その後で、「ルーブリック」を作成し、評価に備える必要がある。

私もまだできていないし、どんなようになるかが予測もつかないので、今年1年はしっかり考え実践し、反省するPDCAサイクルを生かそうと思う。

次回の森会は第50回。よく頑張ったと思う。W氏の頭が下がるくらい懸命な取り組みとみんなの情熱でここまで続いたのだと思う。

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