Pray human を読んで

pray human(プレイ ヒューマン)崔実(チェシル)著 講談社

NHKラジオ第1放送で日曜日にやっている「毎朝」の「著者からの手紙」というコーナーで紹介されていたので、購入してみた。前回紹介した、ふかわりょうの「世の中と足並みがそろわない」もそのコーナーからの紹介である。

いつも通り、小説はネタバレになるので詳しくは書けないが、大変重い話である。ご自身の経験も入っていると、ラジオでご本人から聞いたが、精神的な病を抱える自分の体験を綴っている。病院での経験や親友とのふれあい。

「心の底から自分や自分の周りにいる人を応援する。」

「一生懸命生きる。」

「どんなに理不尽なことがあっても、それと向き合って、生き続ける。」

「自分を受け入れてくれる人を大切にする。」

普段心がけていてもなかなかできないことであるが、文才がありデビュー作が芥川賞にノミネートされた主人公はどんなに不遇な環境でもそれらを追い求めようとする。私よりずっとひたむきに生きている。その主人公の姿にとても感銘を受けた。

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