“Tenet”を観て

ストーリーは以下の通り。映画.comより引用。

ダークナイト」3部作や「インセプション」「インターステラー」など数々の話題作を送り出してきた鬼才クリストファー・ノーラン監督によるオリジナル脚本のアクションサスペンス超大作。「現在から未来に進む“時間のルール”から脱出する」というミッションを課せられた主人公が、第3次世界大戦に伴う人類滅亡の危機に立ち向かう姿を描く。主演は名優デンゼル・ワシントンの息子で、スパイク・リー監督がアカデミー脚色賞を受賞した「ブラック・クランズマン」で映画初主演を務めたジョン・デビッド・ワシントン。共演はロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、アーロン・テイラー=ジョンソンのほか、「ダンケルク」に続いてノーラン作品に参加となったケネス・ブラナー、そしてノーラン作品に欠かせないマイケル・ケインら。撮影のホイテ・バン・ホイテマ、美術のネイサン・クローリーなど、スタッフも過去にノーラン作品に参加してきた実力派が集い、音楽は「ブラックパンサー」でアカデミー賞を受賞したルドウィグ・ゴランソンがノーラン作品に初参加。

2020年製作/150分/G/アメリカ
原題:Tenet
配給:ワーナー・ブラザース映画

公開してまだ間がないが、評価は3.7(2020年9月24日現在)。

かなりの期待作であり話題作である。この監督は、クリストファー・ノーランスの作品はいくつか観ている。「インターステラー」はかなり面白く、映画を観終わった後もその余韻にずっと浸っていたくらいだった。

私が歳をとったせいなのか、好みの問題なのか、わからないが、この映画には面白さを感じなかった。若者には、または、このような複雑でカーアクションや動きの多い映画が好きな人には受ける作品なのだろうか。

ストーリーが複雑で、画面が動きすぎるので、乗り物酔いみたいに気分が悪くなる。

過去に行き来できるホイール(ぐるっと回る回転式のエレベーター)がある。その設定では、過去に行くと全てが逆に動く。空気も肺には入らないので、携帯式の吸入器が必要である。

その過去に現代人が入ると、現代の人の動きは巡行で過去の人の動きは逆行、過去の人が現代に入ると、過去の人の動きは巡行で現代の人の動きは逆行になる。カーアクションも多く、気分が悪くなる。

しっかり予習して、2回以上観る気持ちがあれば、私のように中年で反応の鈍い人でも大丈夫だと思います。

あまりお勧めできないです。ごめんなさい。