英語教育2024年3月号を読んで

英語教育2024年3月号 大修館書店March 2024 Vol.72 No.13

第1特集 年度末に見直してみよう 授業づくりの効率化アイデア 第2特集 「卯城祐司先生責任編集」故郷(くに)のおふくろさんに語る 英語リーディングの科学 第3特集 [根岸雅史責任編集]CEFR-J 研究プロジェクトの現在

Chat GPTプロンプト研究所  第6回 教材研究プロンプト 豊嶋正貴(文教大学附属中学校・高等学校教諭)

教材研究として、オーラルイントロダクションやアウトプット活動のアイデアを作成してくれるというもの。ぜひ活用したい。

授業に活かせる英語講座 Part1 文法クイズ 佐藤誠司((株)佐藤教育研究所代表)

問:次の質問にどう答えますか。「if it should [were to] rainは、雨が降る可能性をif it rained(仮定法過去)よりも低く見積もっている場合に使うのですか?」

正解例:必ずしもそうとは言えない。

①発信に関しては、未来に起こる可能性が低い仮定を表すには(一般的な)仮定法過去を使えばよい。②受信に関しては、if S should [were to]〜が未来の仮定を表すことを知っておけばよい。

外国語評価リテラシーを高めよう 第12回・最終回 内容の評価を理解するための基礎知識 鈴木駿吾(早稲田大学GCS研究機構知覚情報システム研究所次席研究員)

一見すると関連のない絵をつなげてストーリーを作るなどといった活動を通して、さまざまな内容を言語化しようとする生徒の姿が見られる。頭の中にある複雑なアイデアを自分の持っている言語知識で何とか言語化しようとする取り組みは、アウトプットの増加につながり、英語を話したり書いたりする能力の向上に寄与する。