NAHAマラソンに参加して

2024年12月2日(日)

#NAHAマラソン:ゆるい雰囲気の中で極限を試される大会

今年もNAHAマラソンに挑戦しました。膝の痛みが顔を出し始めたのは15キロ過ぎ。折り返し地点に近づく頃には、「リタイアするかも…」という思いが頭をよぎりました。それでも沿道の温かい応援に背中を押され、なんとかゴールまでたどり着きました。

沿道の応援が支えになる大会

NAHAマラソンは、とにかく応援が熱い。地元の方々が鳴り物を鳴らし、手作りの飲み物や食べ物を振る舞ってくれる。その心遣いに何度も助けられました。このゆるやかで温かい雰囲気が、この大会を大好きな理由です。ただし、記録を狙うには少々厳しい。30℃近い気温と高低差、さらに6時間15分という制限時間が、走者をじわじわと追い詰めてきます。

ギリギリのゴール

今回のゴールタイムは6時間14分。制限時間ギリギリで、まさに最後の一歩まで必死でした。30キロを過ぎた頃からは、痛みでまともに走ることもできず、歩くより遅いペース。それでも前に進むしかないという状況です。この「歩くより遅い走り」、体験したことがない人には想像しにくいかもしれませんが、歩くことすらできない状態の中で走ろうとする苦しさは、言葉では言い尽くせません。

12月なのに30℃の過酷さ

NAHAマラソンは冬の大会のはずですが、気温は30℃近くにまで上がりました。ゴール後は軽い熱中症で芝生に倒れ込み、30分ほど起き上がれませんでした。体が悲鳴を上げる中でゴールできたのは、応援の力と「走り切りたい」という強い意志のおかげだと思います。

次の挑戦に向けて

今シーズンはまだ京都マラソン、東京マラソンが控えています。このままでは体がもたないので、体の歪みをしっかり改善し、膝のケアにも力を入れたいところです。

NAHAマラソンは、楽しいだけでなく厳しさも体感できる大会。それでも、この特別な雰囲気と熱気の中で走れる喜びがあるから、また挑戦したくなるんですよね。次はもっと良い走りができるよう、準備を整えていきます!

『劇場版ドクターX FINAL』を観て

#そもそも、邦画はあまり観ない。だけど、観てよかった。

邦画を避けがちな私が、「これは絶対観るべき」と友人に熱く勧められて、意を決して足を運んだ一本。それが『ドクターX~外科医・大門未知子~』の劇場版だ。12年間も続いたドラマの完結編と聞いて、正直「これまでのシリーズを知らないで楽しめるのか?」と心配だった。だが、その心配は杞憂に終わった。映画だけでも十分に引き込まれる内容で、結果的に観に行ってよかったと思えた。

西田敏行のラスト作品という特別感

この映画を観る理由の一つに、西田敏行のラスト作品であることもあった。彼の演技がこの作品に深みを与え、観る者に強い余韻を残す。長年のファンならずとも、彼の姿をスクリーンで見届ける価値はある。

大門未知子の「秘密」が明らかに!

本作では、これまで謎に包まれていた主人公・大門未知子が「なぜ高額を請求する天才外科医になったのか?」という彼女の過去が明かされる。このバックストーリーが映画全体に新たな奥行きを与え、キャラクターにより感情移入できる仕掛けになっている。

ストーリーの魅力

物語は、東帝大学病院の新院長・神津比呂人(染谷将太)が徹底的な合理化を進める一方で、彼の双子の弟で医療機器メーカーCEOの多可人(西畑大吾)が背後で資金提供を行うという、現代的かつ複雑な医療事情を背景に展開する。未知子の師匠・晶(西田敏行)との関係や、広島で明らかになる彼女の過去の秘密など、見どころが満載だ。物語が進むごとに明かされる謎が、観客を最後までスクリーンに釘付けにする。

新キャストも豪華!

おなじみの米倉涼子、田中圭、内田有紀らに加え、『陰陽師0』の染谷将太、『忌怪島』の西畑大吾、『カラオケ行こ!』の綾野剛、『HOMESTAY』の八木莉可子など、新たな顔ぶれも加わり、物語に新しい風を吹き込む。それぞれの個性が作品の中で輝き、全体をさらに魅力的にしている。

結論:観る価値、大いにアリ!

「ドラマを観ていないから楽しめないかも…」と思う人も、この映画単体で十分に楽しめるので心配はいらない。邦画を普段観ない私が心底「面白かった」と思えた一本。『ドクターX~外科医・大門未知子~』の劇場版、ぜひ観てほしい。

第10回金沢マラソンに参加して

【ランナー奮闘記】金沢マラソンの挑戦:痛みとの戦いと感動のゴール

「まさか、こんなタイムになろうとは。」
ランナーとしての挑戦にはいつもドラマがありますが、今回の松阪マラソンは、想像を超える苦闘と感動の連続でした。前回の記録は5時間15分。次なる目標は5時間切り。ところが、その希望は、スタートラインから35km地点にかけて、驚きの展開へと変わっていきました。

スタートダッシュ:15km過ぎまでの絶好調

大会当日、体も足も軽く、自己ベスト更新を狙えるかと思えるほどの好調なスタートでした。応援に駆けつけた浜辺美波さんからの激励もあり、気持ちも高ぶります。15km地点を過ぎたときには「今日はいける!」という確信さえありました。

試練の16km:膝の痛みが襲う

しかし、16km地点で膝に痛みが走り、ペースダウンを余儀なくされます。そこから25kmまではなんとか粘ったものの、休憩を入れないと前に進めなくなる事態に。35km地点では歩くよりも遅いペースに落ち込み、走るどころか「一歩一歩、数えながら進む」耐久戦に突入しました。

「1400歩で1kmを進む。」
その言葉通り、一歩ごとに刻む距離。1400歩を数え終えるたびに自分を励まし、痛みを押し殺して進む。

目標の変更:完走を目指して

途中から「タイムではなく完走を目標」に切り替え、歯を食いしばる展開に。周囲の応援がなければ途中で心が折れていたかもしれません。ゴール付近で野口みづき選手とハイタッチできた瞬間は、まさに涙がこみ上げる感動のゴールシーンでした。

振り返り:体の歪みが原因?

膝の痛みの原因は、体の歪みかもしれない、と振り返ります。ランナーとしては、痛みを未然に防ぐための体のケアが次回への課題となりそうです。

次の挑戦:NAHAマラソンへ向けて

金沢マラソンから1ヶ月後にはNAHAマラソンが控えています。今回の経験を糧に、次回はより良い状態でスタートラインに立てるよう、準備を進めるとのこと。膝の回復を願いながら、新たな挑戦への期待が膨らみます。

「大相撲の不思議3」を読んで

「大相撲の不思議3」内館牧子著 (株)潮出版社 2024年5月5日初版

「死に体」①体が後方へ30度以上傾いている、②爪先が上を向いている、③足の裏が返っている

「生き体」勝負がほとんど決まりかけたように見えても、まだ相手に対して抵抗することができ、逆転の可能性が残っていると判断される大勢のこと

「大相撲の不思議」は1〜3すべて読んでいるが、本当におもしろい。著者の内館牧子さんは作家であるが、横綱審議委員も務めたことがある人で、本当にしっかり勉強していて、東北大学大学院で相撲と宗教についての修士号を取得している。わかりやすいのは、本当に相撲のことが好きであることの証であるように思う。

英語教育2024年12月号を読んで

英語教育2024年12月号 大修館書店 The English Teachers’ Magazine December 2024 Vol.73 No.11 第1特集「「英語嫌い」の背後にあるものとは 生徒の心の声に耳を傾ける英語指導」 第2特集「先行事例に学ぶ「生成AIパイロット校」の実践 第3特集「学習者用デジタル教科書活用の現在」

生成AI活用術研究所 第9回【初級編】複数の生成AIを活用してみましょう![前編]豊嶋正貴(國學院大學教育開発機構兼任講師他)

多種多様なAIツールを整理・活用できるサイト「AIツールギャラリー」https://ai-gallery.jp

ENGLISH DETECTIVE 第33回 Here comes a car!のように言うのはなぜ 朝尾幸次郎(英語研究者)

現在形もそれが置かれた場面に応じて、事実、真理、習慣、未来などの意味に分化します。Roses smell.のように自然界の秩序なら事実、Two plus two equals four.のように認識に関わるものなら真理です。She always drinks coffee black.のように繰り返し行われるものなら習慣です。She graduates this year.のように確定した将来を示す文脈なら未来です。私たちはこれを瞬時に判別しています。Calverは現在時制は時を表すものではないとし、これを「洞察の時制」(tense of insight)と呼んでいます。

中学校文法事項導入の型づくり 第9回 助動詞 大内由香里(元東京都公立中学校教諭)

助動詞は「話し手の気持ちや判断」を表す。can(可能である、やろうと思えばできる)、must(絶対〜する、絶対〜であると思う)、have to DO(事情・理由があって〜する)

リレー連載 英語教育時評 生成AIと言葉の達人 馬場今日子(東洋大学教授)

audience awareness(読み手を意識すること)①誰のために、どんな目的で書くかを意識して書く力と、②自分が書いた文章がそれに合致しているかを評価する力の2つが必要だと考えられる。