「ゴジラ-1.0」を観て

夏休み、冬休み、春休みになると、「ゴジラ VS キングギドラ」や「ゴジラ VS メカゴジラ」などのゴジラ映画を見にいくのをとても楽しみにしていたことを思い出す。ガメラシリーズもやっていて、「東宝のゴジラ」、「大映のガメラ」と言われ、学校でも映画の割引券が配布されたりした。

昔のゴジラを知っている人にとっては、今回の「ゴジラ-1.0」はたまらなかったのではないだろうか。ストーリーもゴジラが初登場した頃の時代背景に現代的なエッセンスがちょびっと含まれているような感じで、私の年代も面白かったと思う。CGが見事で、音楽は昔のゴジラの登場音楽をはじめ、昔の映画のBGMもたくさん使われていた。

「らんまん」が朝の連続テレビドラマ小説でやっていて毎日見ていたが、そこで、神木隆之介と浜辺美波が夫婦役で出ていると思ったら、終了したばかりで、またゴジラで夫婦役をしていた。とてもいいコンビネーションだと思った。二人の演技に涙してしまった。

ただ、ゴジラはシリーズ化されているのだから、どんなことをしても死ぬことはない。

ここからは、eiga.comのストーリー解説。

日本が生んだ特撮怪獣映画の金字塔「ゴジラ」の生誕70周年記念作品で、日本で製作された実写のゴジラ映画としては通算30作目。「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズをはじめ「永遠の0」「寄生獣」など数々の話題作を生み出してきたヒットメーカーの山崎貴が監督・脚本・VFXを手がけた。

タイトルの「−1.0」の読みは「マイナスワン」。舞台は戦後の日本。戦争によって焦土と化し、なにもかもを失い文字通り「無(ゼロ)」になったこの国に、追い打ちをかけるように突如ゴジラが出現する。ゴジラはその圧倒的な力で日本を「負(マイナス)」へと叩き落とす。戦争を生き延びた名もなき人々は、ゴジラに対して生きて抗う術を探っていく。

主演を神木隆之介、ヒロイン役を浜辺美波が務め、2023年4~9月に放送されたNHK連続テレビ小説「らんまん」でも夫婦役を演じて話題を集めた2人が共演。戦争から生還するも両親を失った主人公の敷島浩一を神木、焼け野原の戦後日本をひとり強く生きるなかで敷島と出会う大石典子を浜辺が演じる。そのほか山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、 佐々木蔵之介と実力派豪華キャストが共演。

2023年製作/125分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2023年11月3日

かなりオススメです。