「英語教師の授業デザイン力を高める3つの力ー読解力・要約力・編集力ー」を読んで 10

「英語教師の授業デザイン力を高める3つの力ー読解力・要約力・編集力」中嶋洋一編著 大修館書店(2023年)

4-2-1 「レアリア」で課題を自分ごとにする

「お土産・手土産ガイド」というSNSアカウント@souveni_japanが海外で大流行【レアリア】 コロナ禍で、海外旅行ができなくなった外国人に向けて、商品を売り出し始めたからです.【場面】 とはいえ、まだまだ売り上げが伸びにくい状況を知った⚪︎⚪︎中では、何とか企業を応援しようと、自分たちで企画を考えました。【状況】 あなたのおすすめの地元の名産品(レアリア)を紹介し、SNSアカウントで売り出してもらいましょう。【目的】

レアリアとは、「実物・生教材」のこと。日常生活にあるものを教材・教具として利用する場合にこう言う。新聞記事、レストランのメニュー、食品のパッケージ、時刻表など、身の回りにあるレアリアなものが生徒をワクワクさせる教材になる。

こういう作品がやはり授業には必要なのか。私の講演でも、スケッチブックプレゼンテーションの私のモデルを使っただけで、たくさんの人が見にきて写真を撮っていた。私の作品なんて、下手くそなのに。でも、成果物は授業の記録として大切なのかもしれない。