「大相撲の不思議3」内館牧子著 (株)潮出版社 2024年5月5日初版
「死に体」①体が後方へ30度以上傾いている、②爪先が上を向いている、③足の裏が返っている
「生き体」勝負がほとんど決まりかけたように見えても、まだ相手に対して抵抗することができ、逆転の可能性が残っていると判断される大勢のこと
「大相撲の不思議」は1〜3すべて読んでいるが、本当におもしろい。著者の内館牧子さんは作家であるが、横綱審議委員も務めたことがある人で、本当にしっかり勉強していて、東北大学大学院で相撲と宗教についての修士号を取得している。わかりやすいのは、本当に相撲のことが好きであることの証であるように思う。