「28 YEARS LATER」を観て

2025年6月21日(土)9:00から津南イオンシネマで鑑賞。

🎬 『28 YEARS LATER』鑑賞記 — ゾンビ映画を超えた“人類”への問いかけ

Netflixでたまたま『28 WEEKS LATER』がヒットしていて、懐かしさから久しぶりに観直してみた。やっぱり面白い。あの独特の緊張感と疾走感、そして“絶望の中にかすかな希望を探す”あの感覚がよみがえる。

そして偶然、テレビCMでその続編『28 YEARS LATER』が公開中だと知り、勢いで映画館へ。

“感染もの”や“ゾンビ映画”というジャンルでくくられてはいるけれど、この作品の本質はまったく別のところにある。人間の恐怖、生存本能、愛、そして「人類はどこへ向かうのか」という壮大な問い――

物語の3分の2は、“生命の意味”や“大切なものとは何か”を問い続けるような静かな時間だった。

「ゾンビ映画」と一言で片づけるには、もったいない。これは、ウイルスの恐怖の中でなお、人は人であり続けられるのか――そんな、今の時代にも通じるテーマを描いた人間ドラマだと思う。

シリーズを観てきた人にはもちろん、初めての人にも刺さる一本。ラストに残る、静かで深い余韻が忘れられない。おすすめです。

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