https://www.chunichi.co.jp/article/118342
ずいぶん前に取材を受けたので、新聞に掲載された頃にはもう忘れてしまっていたほどであった。
私は2018年度から敬和小学校の小学校6年生に(2019年度は小学校5年生と6年生)英語を教えに行っている。小学校文化を大切にしながら英語を小学生に嫌いならないように伝えるにはどうしたらよいか試行錯誤の連続である。一つ嬉しいのは、自分が育てた子どもたちが中学校へ上がってくるのである。小学校に感じていた英語教育へのジレンマは皆無である。「もっと小学校ではこんなことをしてほしい」ということがもしあれば、それは小学生に伝えきれなかった私自身の責任である。
私にはもう一つの大きな責務があり、それは小学校教員に英語の授業の仕方を伝授するというものである。現在、一緒にTTをしている先生は、非常に熱心で、日本人学校勤務経験者でもあるので、すでに授業の進め方を会得されている。小学校教員としてはベテランで、多分英語以外の教科は素晴らしい実践をお持ちであると推察する。私のやり方をご覧になって、すぐに取り入れられるところは取り入れ、実践されている。辿々しくても、ALL ENGLISHですることが価値があるということをすぐに理解されて、一生懸命英語を使って授業を展開している。そんな姿をぜひ他の小学校教員にも示していただきたいという気持ちでいっぱいだ。
これからも自分ができることとして、頑張ってやっていきたい。