ラジオビジネス英語2021年12月号を聞いて

Thanks to the partnership with ABC, our revenue has risen fivefold. fiveholdは「5倍」の意味。

名前(漢字)の由来・意味 My name is MORI. MORI means “forest”. So, my ancestor was born from the forest, apparently. (私の名前は森です。私の先祖は森から生まれました、よく知らないですけどね。)

assertive(率直な)コミュニケーション論でassertiveとは、相手の意見を尊重しながら自分の考えを率直に伝えるコミュニケーション方法のこと。

What if we proposed he move to the western edge? What if ~?はWhat would happen if~?の略で、「もし〜だとしたら、どうでしょうか」という意味。仮定の一種なので、例文では、what ifに続く動詞は過去形となる。

address 対処する、取り組む ※よくわからなくなる

提案の仕方を考える ①意見を聞く ②共感・肯定する→③提案するという3ステップを確認

英語教育12月号を読んで

英語教育12月号 大修館書店 December 2021 Vol.70 No.10

第1特集「オンライン・対面授業に対応」ここから始める 普段の指導にICTをプラス 第2特集 全国に広がる・深まる ラウンドシステム授業は次のラウンドへ 第3特集 授業で・英語力アップでNHK英語講座フル活用術

オンライン+対面で行うハイフレックス授業諸法度 木村修平(立命館大学教授)

ノイズキャンセルアプリ「Krisp」聞く方も話す方もノイズをキャンセルしてくれる便利なアプリ。1週間に120分まで無料で利用できるそう。

リレー連載 英語教育時評 「言語能力と異文化感能力」(松本佳穂子 東海大学教授)

 指導要領には「発信能力」が強調されているが、私がそこで発見したのは、単に自分の意見を論理的に主張するだけではなく、相手の意見を共感しつつ傾聴し、少しずつ質問を投げかけながら妥協点を探る前向きな忍耐力、相手の考えを自分の規範や尺度によって決めつけず、「中間的な曖昧さ」を受け入れ、そこから新しい解決策をともに考える協働性であった。

行動変容を促す 教員研修のデザイン 第3回 「『大人の学び』」を生かす研修デザイン(森田正彦 茨城県教育研修センター指導主事)

経験を振り返る 塗り替えられる経験は、そのまま放置しておいても学びにはつながりません。コルトハーヘンは「経験による学びの理想的なプロセスとは、行為と省察が代わる代わる行われるものである」として、経験を学びに変えていくためには、省察の一部としての「振り返り」が必要であることを述べている。

授業力は「書く力」に比例する 教師のための綴り方教室から 第9回 第3章「編集力を鍛える」① 「教師の『編集力』は授業改善の切り札」(中嶋洋一 関西外国語大学教授ほか)

 プリント学習から「究極のノート指導」へ 左欄に日本文を書く。真ん中には、それを小学生でもわかる日本文(reshaped simple words)に直す。右欄には、それを英文にする。日英の作業は大切な訓練であるが、日日(日本語を英語に訳しやすい日本語にさらに直すこと)はもっと大切で、まとまった文章を格段になったり、スピーチ原稿を作ったりするときに、自分の日本語を英語にできない生徒のほとんどが、日本語を簡単な日本語にすることができない。コミュニケーションストラテジーの中では、「回避」にあたるが、話を途中でやめたりはしない。

 解説 教材研究を「事前、事中、事後」のいつ行っておられるだろうか。「事前」が圧倒的に多いのではないかと思う。しかし、それは新出単語の確認、プリントの作成など「授業に必要なもの」を用意するレベルで終わっていないだろうか。教師にとって大事なものは、むしろ「事中(授業中)」と「事後」である。「事中」は、授業中の予想外の生徒の考えや意見に臨機応変に対応するリアルタイムの教材研究であり、「事後」は、授業中にハッと気づいたことを次の授業で足したり、引いたり、または修正したりすることである。アンケートもそうだ。

 実例から眺める「豊かな文法」の世界 第9回 if I were youの学び方ー発話意図への注目ー (平沢慎也 慶應義塾大学講師)

 if I were youと発話意図 if I were youは、話し手が聞き手のすることをやめさせよう、それとは異なることをさせようとしている点が共通している。if I were youはこのように相手を嗜める、相手に助言するという発話意図を持って用いられるのが大半である。Michael: I’m gonna take my clothes off, then…. Monty:I wouldn’t do that if I were you. マイケル:服を脱ぐ、そうすれば。。。 モーティー:私ならそれはやめておくがね。

ブリティッシュ・カウンシルpresents English Richな授業のための指導技術ブラッシュアップ講座 第2回 「スピーキング指導のブラッシュアップ」(ロス・マルコム、河合千尋 ブリティッシュ・カウンシル)

やり取りの活動には、主に次の3つが脳内で同時に起こり、どれも瞬時に認知的処理が行われる必要があります。1.準備する(何を言いたいのか) 2.選択し配置する(伝える際どんな単語が必要か、順番はどう並べるか) 3.産出する(選択した単語や表現をどう発音するか)即興で話すことは、思考・判断・表現を伴う。

「先生たちのリフレクション」を読んで

「先生たちのリフレクション〜主体的・対話的で深い学びに近づく、たった一つの習慣」 千々布敏弥 著 教育開発研究所 2021年

 柴田八重子先生(愛知淑徳大学)が、1月8日(土)先生主催の「道徳を愉しむ会」ZOOM研修で私が勤務校の実践発表をするのに際し、参考になるからと、送付してくださった。残念ながら私は既に購入していたので、重なってしまったが、同僚分として3冊学校に献本してくださった。

 本当に読みやすく、スーッと頭に入っていった。

 信念とは、「教師が自らの行動と思考様式に影響を与える価値の一定の体系」と定義できる。

 第1章では「教員の信念」について書かれている。「〜ねばならない」とするタイプの信念(イラショナル・ビリーフ)を持つことが教師の脅迫的な行動や感情に結びつき、そのような信念傾向の低い教師の方が子どもの満足度が高い。

 「思考力・判断力・表現力の獲得は知識の獲得がないと困難になる」などの信念を「児童・生徒が主体的・対話的で深い学びができる授業を提供しないといけない」という信念に変えること。

 新しい学習指導要領の「主体的・対話的で深い学び」の言葉の意義は、教師を主語として考えがちであった授業改善の議論を、子ども主語に転換するものだとまとめることができる。子どもの学びへの焦点化である。子供がどのように学んでいるかを目標像として示すことができれば、それに向けた授業改善はアクティブ・ラーニングでも従来通りの指導方法でもよい、という考えにシフトし、主体的・対話的で深い学びの言葉に決着した。

ラーニング・コンパスとは、OECD(経済協力開発機構)が2019年5月に公表した、「OECDラーニングコンパス2030」であり、このプロジェクトは、子どもの学習のあり方を示している。中心概念には、「学習者エージェンシー」がある。柴田先生の研修会にも何度も登場する言葉であるが、この本を読むまでは恥ずかしながら、意味がわからなかった。エージェンシーとは、「主体性」である。既存の社会的文脈の中で主体的に問題解決に取り組む姿勢をエージェンシーと称している。 

 「これまでの研究から学習者がエージェンシーを発揮し、自らが持つ可能性を発揮できる方向へ進むために、生徒は学びの中学的な基盤を持っていなければならない」

 「エージェンシーは社会的な文脈と密接に関係するので、個人だけでエージェンシーを発揮することはできない。仲間や社会メンバーとともに共同エージェンシーを発揮する必要がある。」エージェンシーを育むことは目的であると同時にプロセスであり、家族や仲間、教師との時間をかけた相互のやり取りを通じて獲得される。

 溝上氏はエージェンシーについて、「学習者(生徒学生)が複雑で不確かな世界を歩んでいく力のことであり、自らの教育や生活全体、社会参画を通じて、人々や物事、環境がよりよいものとなるように影響を与える力」と解説している。

 白井氏はエージェンシーについて、「『変化を起こすために、自分で目標を設定し、振り返り、責任を持って行動する能力』のことであり、生徒が自ら目標を設定して、単に自分たちの欲求を実現することではなく、その属する社会に対して責任を負うことが重要であり、その意味において日本語の主体的という言葉と異なる」と解説している。

 知識と自己に関するスキルを深い学び、社会的スキルを対話的学び、エージェンシーを主体的学びに対応させる

 小和田らは、教師エージェンシーとは、「教員が自分の教育活動と学校の取組を向上させるために、同僚と互いに関わり学び合うことを通じて、子どものため、自分のため、そして同僚のために何か貢献しているという、この違いを生み出す感覚と、違いを生み出すことに向けた動機、主体的な態度」と定義している。また、カルバートは、「教師が職能成長に向けて目的意識を持って構造的に努力する能力であり同僚の成長に寄与する」と定義している。

 学習者と授業者の視点の往還 「どのような具体物を提示したらよかったのか」と悩む教師に「このような具体物がある」とあたかも正答であるかのごとき知識を与えるのではなく「子どもが興味や関心を持つ具体物はどのようなものだろうか」と問うことで自らの内省を深めるように促す。検討すべきは具体物そのものでなく、子どもの興味・関心を引きつけること。

 エリオットは、「若手教師は設定された授業計画をその通りに実行しようとし、その成功の観点から批評を受けようとするのに、熟達教師は生徒との交流の中で得られた経験から反省的な自己批判を行い、自分の指導計画を修正している」と記述する。

 石井英真のよい授業をするための「5つのツボ」と教育委員会作成の授業の指針 ①目的・目標を明確化する ・資質・能力を焦点化する(付けたい力を明確化する)、・単元や各授業の目標を把握する、・ねらいを達成した子どもの姿を具体化する、 ②教材・学習課題をデザインする ・子どもが明らかにしたくなる学習課題を設定する、・教材の価値を把握する ③学習の流れと場の構造を組織化する ・既習事項を振り返る、・具体物を提示して引きつける、・子どもがみずからめあてをつかむようにする、・学習課題を解決する方向性について見通しを持たせる、・子どもが自分の考えを持つようにする、・思考を交流させる、・交流を通じて思考を広げる、・協働して問題解決する、・単元及び各時間の計画を立てる ④技とテクノロジーで巧みに働きかける ・子どもの思考を見守る、・子どもの思考に即して授業展開を考える、・子どもの考えを生かしてまとめる、・新たな学びに目を向けさせる、・板書や発問で教師が子どもの学びを引き出す ⑤評価を指導や学習に生かす ・目標の達成状況を評価する

 主体的学びと対話的学びは子どもの状態に注目すればよいが、深い学びについては教師自身が「単元の目標を実現しているか」「教材研究を重視しているか」「学ぶプロセスを重視しているか」などの教師の側に立った自問が重要

 マックス・バンネマンが提起したリフレクションの類型 「技術リフレクション」は、汎用的な技術や手法を授業に適用していくこと(先輩教師や管理職から言われて、授業の型や技術的な部分を指摘され考えていくこと)、「実践的リフレクション」とは、教師が授業場面に応じて行なっている即興的な意思決定のことである。児童生徒の問題行動や学級経営など固有の文脈に即した問題解決志向もこの領域のリフレクションである(授業中に起こるさまざまな問題や子どもの発したつぶやきなどを取り上げ、授業の目的を外さずに臨機応変に授業に柔軟性を与えて考えること)、「批判的リフレクション」とは、授業において意識すべき目的自体を常に見直す姿勢と考え方である。どのような子供を育てたいかを考え、それを日々の実践と結びつけている(単元や1年間の授業を振り返って、大局的にどのような子どもを育てたいかを念頭に置き、大きな目標から日々の小さな目標へと落とし込みながら、毎回の授業を組み立て、日々内省を行うことができること)。育てたい子ども像を主体的に考えている教師のことを、批判的リフレクションをおこなっている教師、子どもの考えを鋭敏に受け止め、指導意図を柔軟に見直しているのが批判的リフレクションの姿。

 子どもの「主体的・対話的で深い学び」を実現するには、教師がリフレクションに取り組むことである。授業研究を含めた、教師が授業について構想するあらゆる場面において、技術的リフレクションにとどまることを避け、実践的リフレクションや批判的リフレクションに取り組むことで、子どもの主体的・対話的で深い学びを実現する授業ができるようになる。

 素人理論を修正するコーチング 悩む教師に、コーチであれば、「なぜそのような状況になったと思いますか」「どうすれば解決できると思いますか」「そうするためには何が必要だと思いますか」などの質問を投げかける。コーチングは相手にリフレクションを促し、リフレックションを通じて問題解決することを促進する手法である。

 子どもの「主体的・対話的で深い学び」を実現するためには、教師に手法(マニュアル)を提示することでは不適切である。教師が自ら主体的にリフレクションするように促す戦略が必要。

 教師エージェンシーを発揮して授業に取り組むことが必要であることがわかった。「エージェンシー」という言葉の意味がわからず、柴田先生の研修でもよく使われる言葉であったにもかかわらず、恥ずかしながら、この本を読んで定義がやっとわかった次第である。「自分のために、生徒のために、そして職場の同僚のために、主体的に授業に取り組むこと」。私には、「同僚のために」という部分が欠落していることがわかった。若手教員のために頑張っている自分もいるが、背中で見せることはしていても、じっくり指導するという時間的心理的余裕がない。「道徳の授業に真剣に取り組めば学年(学校)は必ずよい方向へシフトしていく」という旗印の元、何人かの若年層の先生は集まってきてくれている。もっと鼓舞していく必要があると感じた。

 また、エージェンシーを発揮するには、リフレクションが大切であることもわかった。手取り足取り教えたりマニュアルを与えても、教師は変わらない。授業の手法やこれまでの経験からテクニックを教えるなどの「技術的リフレクション」では、変わらない。授業の中でよく起こる想定外のトラブルに対応したり、流れを根底から崩すようなポジテイブなつぶやきに対処するなど、それらを取り入れながらも、授業の目的は外すことなく、柔軟に授業を展開していくにはどうすればよいか、「実践的リフレクション」を促していきたい。さらに、年間の達成目標からバックワードで単元目標や日々の授業の小目標に落とし込みながら、何を目指すのか常に明確にし、子ども像についても日々確認しながら授業を展開していく視点を持ち続けたい。「批判的リフレクション」がとても大切であることがわかった。

 3つのリフレクションを若年層の先生方には促し、自分への取り込みも日々確認していこうと思う。

 

ラジオビジネス英語11月号を終わって

Support the person, attack the point

「意見を主張している人は支持して、述べている内容を攻撃です。」常に相手を尊重する。意見内容について議論する姿勢でいることによって、コミュニケーションを円滑にする。

Ahead of schedul(〜より進んで、〜に先行して)、itinerary(日程表)、pencil in (仮に決定する)、in written form(書面で)

英語教育2021年11月号を読んで

英語教育11月号 大修館書店 November 2021 Vol.70 No.9

第1特集 指導を支える 英語教育関連 基本図書+α 第2特集 個・集団の力を活かす「協働的な学び」を考える

テスト・評価を理解する基本図書+α 平井明代(筑波大学教授)

①Testing for Language Teachers(3rd ed.) (Cambridge University Press, 2020), ②「教育・心理系研究のためのデータ分析入門第2版」(平井明代編著、東京図書、2017年)、③実例でわかる英語テスト作成ガイド(小泉利恵・印南洋・深澤真著、大修館書店、2017年)、④「『主体的まなび』につなげる評価と学習方法ーカナダで実践されるICEモデル」(土持ゲーリー法一監訳、小野恵子訳、東信堂、2013年)

教科書教材の新定番 SDGsを理解する基本図書+α (秋山容洋 姫路市立四郷学院後期課程教諭)

「SDGs(持続可能な開発目標)(蟹江憲史著、中公新書、2020年)」この本で1番良いところは、著者が研究者でありながら、大学構内や自宅で「自分ごと」として実践されていることを紹介しているところ。著者が実践をしていることで、私たちにもできるという気持ちになり、SDGsを取り入れた横断的な教育活動を実践する気持ちを持つことができた。理論と実践が一体となった非常に読みやすい本。

国際英語論・言語政策論を理解する基本図書+α (柴田美紀 広島大学教授)

English-Corpora.org(https://www.english-corpora.org/corpora.asp)は最も広く使われているコーパスのサイトで、17の異なる英語のコーパスにアクセスできる、Global Web-Based English(GloWbE)である。

参加者主体の研修デザイン (森田正彦 茨城県教育研修センター指導主事)

大人の学習に有効な時間配分の法則「90/20/8」がある。この法則は、「大人の」脳が学習にどう反応するかについての知見に基づいている。90分:集中力をキープできる時間、20分:記憶を保持しながら話を聞ける時間、8分:受け身的でいると興味を失い始める時間

教師のための綴り方教室から 第2章「要約力を鍛える」④ 「間」と「余白」が生徒の意図の思考を加速させる (中嶋洋一、吉岡拓也、坂上渉)

「空白行」や「余白」を意識する→1人で考えさせる 活動や生徒とのやり取りに「間」がない。「個人→ペアやグループ」の順にして十分に思考させることである。自分の考えや意見を持たない限り、「伝えたい、仲間の考えも聞きたい」という気にはなれないからである。「英語の歌」を歌い終えた頃に、終わりのチャイムが聞こえるようにした。「中嶋先生はチャイムと同時に終わる」という噂が広がり、それが信頼感につながった。「チャイムで着地」の効果は絶大だった。

はじめての英語グループ・ディスカッション第2回 トライアドの導入 (小松崎美重 茨城県笠間市立友部第二中学校教諭)

トライアドにつなげる中学1年生での取り組み ペアやグループでコミュニケーション活動をする際に大切にしたいのは「自分が知らないことを知ることは楽しい」という意識づけです。この意識がトライアド活動を行う際の「話したい」「聞きたい」という姿勢につながると感じている。”ATQ”がキーワード。Answer(答えて)→Talk(話して)→Question(質問する)を意識させる。

教科の内容理解を探究的な学びにつなげる授業 (遊馬智美 お茶の水女子大学附属高等学校教諭)

プレゼンテーションに向けて インターネット上の動画How to give the BEST PowerPoint presentation! (https://youtu.be/eHhqWbI0y4M)

「スプートニクの恋人」を読んで

村上春樹著 講談社文庫 2001年

どれくらいかかるかわからないが、大好きな村上春樹の全てを読破してやろうと思い立った。「ノルウェイの森」は既に読んだが、なんせ大学生の時だったので、あらすじくらいしかわからない。あれから35年経って、今の私が読んだらどんな印象を抱くのか、少し興味がある。

「スプートニクの恋人は」20年前の著作だが、今のものと同じくらいの面白さと感動があり、のめり込んでしまう。

あらすじは次の通り。

この世の物とは思えない奇妙な恋の物語

22歳の春にすみれは生まれて初めて恋に落ちた。広大な平原をまっすぐ突き進む竜巻のような激しい恋だった。それは行く手のかたちあるものを残らずなぎ倒し、片端から空に巻き上げ、理不尽に引きちぎり、完膚なきまでに叩きつぶした。――そんなとても奇妙な、この世のものとは思えないラブ・ストーリー!!(amazoより)

22歳のすみれと24歳の主人公、39歳のミュウの話。主人公は小学校の先生なので、感情移入がしやすい。すみれのことが好きなのに、気持ちを表すことがなく、そのままでいいと思い続ける主人公に少しイライラする。すみれは作家志望で、ミュウというお金持ちの女性と過ごし始める。ミュウはとても不思議な女性で、不思議さという点では、すみれと似ている。すみれは作者が自分とオーバーラップさせているのかもしれない。すみれはどうにかなってしまうのだが、遠いところまで捜索に行って、やっと再会できそうになっても、強く追い求めたりしない主人公。再会できていないのかもしれないが。終わりはなんとも切ない。

やはり、村上春樹は面白い。

「その裁きは死」を読んで

アンソニー・ホロヴィッツ著 山田蘭訳 創元推理文庫 2020年

「ミステリランキング完全制覇 4冠達成!」という宣伝に目が止まり、久しぶりに海外ミステリーを読んでみようと手に取った。

あらすじは次の通り。

実直さが評判の弁護士が殺害された。裁判の相手方が口走った脅しに似た方法で。現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた謎の数字“182”。被害者が殺される直前に残した奇妙な言葉。わたし、アンソニー・ホロヴィッツは、元刑事の探偵ホーソーンによって、奇妙な事件の捜査に引きずりこまれて―。絶賛を博した『メインテーマは殺人』に続く、驚嘆確実、完全無比の犯人当てミステリ。「BOOK」データベースより

最後のどんでん返しや思わぬ人が犯人だったことにびっくりした。洞窟探検がポイント。これ以上はネタバレになるので書かない。面白かった。

「7つの習慣」リーダー・イン・ミーの研修を受講して

スティーブン・コビーの「7つの習慣」は世界中でベストセラーとなっている。その「7つの習慣」を学校教育に採り入れていこうと本校でも2年前より研修が始まった。研修講師が東京から来校するために、コロナ禍ではその研修がなかなか開催されず、1年ぶりに受けることとなった。

「7つの習慣」については、オーディオブックで一通り聞いたことがあり、講師の話している内容は、そのことを想起しながら聞くことができた。私が日々生活の中で大切にしていることとよく似ている(ただ私の場合、ここまでたどり着くには何十年もかかっているが)。

成長の連続体 【依存】第1の習慣(主体的である)第2の習慣(終わりを思い描くことから始める)第3の習慣(最優先事項を優先する)《自立》、【自立】、【相互依存】第4の習慣(Win-Winを考える)第5の習慣(まず理解に徹し、そして理解される)第6の習慣(シナジーを創り出す)《公的成功》、第7の習慣(刃を研ぐ)

成長の3つのレベル「成長」するには、3つのステージがある。「依存」(あなた中心)→「自立」(自分中心)→「相互依存」(わたしたち中心)。とにかく、「主体的」であること。

パラダイム SEE-DO-GETサイクル パラダイムとは、「モノの見方・考え方」パラダイム→行動→結果→パラダイム…とサイクルを描いている。

第1の習慣 主体的である 私には選択の自由がある。詰まるところ、自分の幸せの責任は自分自身にある。

刺激と反応の間に、「選択の自由」を入れること。反応的な時、人は外的な影響(気分・感情・状況や環境)のままに反応してしまう。主体的な時、人は一時停止して望む結果に基づいて反応を選択することができる。自分でコントロールできる「影響の輪」を内側から大きく膨らませ、自分のでコントロールできない「関心の輪」を小さくする。

第2の習慣 終わりを思い描く頃から始める 人生のビジョンと目的を明確に描くことが違いをもたらす

バックワードデザインで、人生のビジョンと目的を明確に描くことで、違いが生まれる。ミッション(使命)を見出す。「これから自分はどうやって生きていくのか」「目的は?」最終的にこのようなビジョンを持っているから、その中間点では?また、1年後は?半年後は?1ヶ月後は?1週間後は?明日は?バックワードデザインで考える。

第3の習慣 最優先事項を優先する 重要なことに時間を使う

時間をコントロールする鍵は出来事をコントロールすること 出来事には、「重要でないし緊急でないこと」、「重要でないけど緊急なこと」、「重要だけど緊急でないこと」、「重要で緊急なこと」がある。「重要だけど緊急ではないこと」が実は自分にとって大切な出来事であることが多い。例えば、読書、体力づくり、勉強、家族と過ごす時間、趣味。これらを後回しにするのではなく、予め、予定の中に組み込んでしまうことが大切。

公的成功:信頼口座 信頼口座とは、ある人間関係における信頼の度合いを表す比喩表現。人間関係に置いて信頼を築ければ、「預け入れ」、信頼を失えば、「引き出し」。

第4の習慣 Win-Winを考える すべての人が満たされ、分け合うことができるほど十分にあること 勇気と思いやりのバランスを保つ

第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される まず相手を理解することで、その人に大きな影響を及ぼすることができる 共感による傾聴を実践する 相手を尊重しながら自分を理解してもらう

第6の習慣 シナジーを創り出す お互いが考えているものよりも良いものを考え出そう 違いを尊重する 第3の案を探す

A案とB案が対立する場合、第3の案を提案する。さらにそれが最低妥協案となり、できれば、その折衷案がA案やB案よりも良いものとなる第3案を提案できるようにする。シナジーとは、「相乗効果」。

第7の習慣 刃を研ぐ 日々のあらゆる活動を行う能力を得るために、自分のための時間を取る 「毎日の私的成功」を達成する。4つの側面から自分を充実させる。

4つの側面とは、①肉体(運動、栄養、急速、ストレスマネジメントなど)、②情緒(大切な人間関係における信頼講座の継続的な「預け入れ」)、③知性(読書、執筆、学習、勉強)、④精神(高見、価値観の明確化、感動的な文学、瞑想(マインドフルネス)、自然とのふれあいなど)である。4つの側面を組み合わせながら、毎日の私的成功を達成する。

1番印象に残っているのは、Win-Win。意見が対立すると、後ろへ引いてしまい、人任せにすることが多いので、第3案を提案しながらもみんなが得をするように仕向けていきたい。私的成功を試みるためには、たくさんのことをしているので大丈夫だと思う。「傾聴」することも大切。相手を尊重しながら自分を理解してもらう。

「樹齢七千年の杉」をやってみた

「樹齢七千年の杉」特別の教科 道徳 2年生(「中学道徳あすを生きる」 日本文教出版)

飛び込みで入ったこの学年の生徒との道徳の授業もやっと自然体で望めるようになった気がする。私も肩の力が抜けてゆったりと。子供たちも余分な緊張感もなく、ありのままの自分を出してくれていた。いい意見を言おうとしないのがいい。自分が思っていることをそのまま出してくれていることが、「お互いの価値観を交流する・共有する」いい機会となっている。

この教材は、屋久島にある「屋久杉」の話である。いつ死んでもおかしくないほど老齢な杉だが、「死の瞬間まで、命の火をほうほうと燃やす美しい生き方」をしている。死の瞬間まで、子孫を残すために、杉の実をつけている。そんな杉の生き方について、自分に照らし合わせて考えさせる。自分なら、そんな生き方(死に方)ができるか。

主発問は、「死の瞬間まで、命の火をほうほうと燃やす美しい生き方」とはどんな生き方か。

「悔いのない生き方」、「やり抜いて後悔のない生き方」、「伝説になる、思い出をしっかり持ち続ける生き方」、「気持ちが冷めることのない生き方」など、たくさんの意見が出た。その中でもとりわけ、印象に残っているのが、「老いては見えるけど、子孫を残そうと最後まで精力的にやり抜く生き方」という意見であった。

それぞれが杉の生き方と自分の生き方(死に方)に自分を重ね合わせて考えることができた。

内容項目は「生命の尊厳」である。学習指導要領では、次のように、指導について書かれている。

冒頭の質問で、「これはすごい、美しいなど感じながらも、少し怖いから近づくのは止めておこう」と思った経験はないか?と尋ねると、滅多に発言しない子どもから、「浜に打ち上げられた鯨を見たときにそう思った」と言われる。まさに、こちらが意図していた例を挙げてくれて、びっくりした。

いつもいつも真剣に考えてくれる、子どもたちに感服する。

英語教育2021年10月号を読んで

英語教育10月号 大修館書店 October 2021 Vol.70 No.8

第1特集 「読者アンケートによるリクエスト企画」いつからでも遅くない!やる気を引き出す「学び直し」の工夫 第2特集 大学入試共通テストへの民間試験導入見送りを受けて 第3特集 「オンライン公開座談会」マイチェックリストで1学期をふり返って 2学期の授業をパワーアップ

高校生にもフォニックスを ー 読めた自信がやる気を引き出す 齋藤理一郎(太田フレックス高校教諭)

英語との出会い直しのために日々実践を積み重ねておられる。特に音韻認識を高める取り組みに注力されている。リヴォルヴ学校教育研究所の開発教材である「回転英単語カード〜Wordspin〜」を使用し、綴り字と音との関係(onset+rhymeの音の足し算)を学ばせている。http://rise.gr.jp/ Wordspinはリヴォルヴ学校教育研究所のサイトからダウンロード可。http://rise.gr.up/Manabu/revolve_kyouzai/eigo

「英語嫌い」の「学び直し」を実現する生徒観と指導法 佐々木紀人(青森県指導主事)

まずは得意な子を徹底指導 矛盾しているようですが、「英語嫌い」のことの指導を充実させるには、英語が得意なこの指導を優先させます。例えば、パフォーマンステストに向けて個人練習の時間を取ったとします。教師は、まず英語が得意な子たちの英語の内容・発音・ジェスチャー・アイコンタクト等、その到達状況を厳正にチェックします。そうすることで、彼らは評価の観点を体験的に学び、自らが「教師」になったときには、その指導を友人のために生かすのです。私は授業で単元末活動として、プレゼンテーションをさせているが、どうしても進度が大きく異なってしまう。スケッチブックに絵を書かせたり写真を貼らせたりしているが、能力や発達段階の差で進度が大きく変わってくる。この記事を読んで、早くできた生徒たちを小先生役として活躍してもらうことを考えた。

ICTアプリの個別最適化した学習で生徒一人一人のペースを活かした学び直しを 小木曽一希(長野県坂城高校教諭)

「なんでこのようなことから始めなければいけないのか」と思う生徒もいます。そうした気持ちをフォローするために、アルファベットの文字では間違いやすい点や書き順に触れるなど、中学までの学習にないプラスアルファの内容を示すようにする。学び直しに当たっては、生徒の自尊心への配慮を兼ねて、学んでいることの意義をきちんと伝えてからスタートする。「比較を使って文を書こう」ではなく、「世界の①番のものを探して書こう」という課題を設定する。必然的に比較を使用する。

英語の文字の指導法 指導の実際3 手島良(武蔵高等学校中学校教諭)

左利きの生徒への指導 左利きの生徒に対しての配慮が必要となる。確かにつづりを練習している時の彼らは、書きづらそうにしている。左利きの生徒は、1 右利きの生徒が通常持つ位置よりも高い位置で筆記用具を持つように(指導する)。2 体の中心よりも左側で書くように。3 ノートは右下に傾けて机上におくように。とするように指導するべきである。それは、1左利きでは、それまでに書いた文字が自分の左手で隠れてしまう。少し高い位置で筆記用具を持つこと。2 横書きの場合、右利きの人は、体の中心あたりから書き始め、各場所は次第に右に移動していく。しかし、左利きの人は、体の中心から書き始めると、左手はどんどん体を巻き込むようにして右に進んでしまう。右利きが左利きの苦労を理解するためには、鏡文字で左利き体験をするといい(右利きのままで、鏡文字を右から左に書く)

英語教育向上のための入試制度改善には何が必要か 渡部良典(上智大学教授)

英語運用力には技能の統合が必須 4技能というのは便宜上立てられた区別であり実際に英語を使う際には2つ以上の技能を統合する必要があります。例えば、話すというのは、語るべき内容を具体化し、適切な語彙を選び、文法的な文に構成し、発話すると言ったプロセスを同時並行で行う複雑な営みであって、読み、書き、聞く技能あら独立した能力として扱うことはできません。なるほど、「即興で話す」「ある程度準備をしてから話す」という技能一つとっても、思考し、判断し、表現しているので、思判表の評価として組み入れることができる。

授業力は「書く力」に比例する 教師のための綴り方教室から 第7回 第2章「要約力を鍛える」③「マスキング」を使えば、授業がガラリと変わる 中嶋洋一(関西外国語大学教授)

「マスキング」の効能を授業に活かす 生徒を知的にハングリーにしたければ、「穴埋め」と「マスキング」の違いを生かすことである。「穴埋め」では、正解が概ね1つしかない。使われる場面は「事実発問」が多い。一方、「マスキング」では「なぜ」や「どのように」を問う。「追論発問」「評価発問」の原点になる。「東京から大阪まで移動するには、新幹線と飛行機のどちらが(  )か」。ベストな答えは「おすすめ」だ。It – for – to…構文で「穴埋め」を使う際は、圧倒的に①It is important for students to….とする教師が多い。だが、これでは生徒の書く内容はほとんど同じになるので、「マスキング」では次の場所に下線を引く。②It is important for – to – . / ③It is – for [boys / girls / teachers, etc.] to – . 問いを「マスキング」型にしたことで、生徒が「知的にハングリーな状態」(思考・判断・表現」の観点)になったことがわかる。「思考・判断・表現」や「主体的に学習に取り組む態度」を育てたいなら、自由な発想を引き出す「マスキング」の方を使いたい。脳は、達成できたことよりも、達成できなかったことや中断していることの方を強く覚えている(気になる)という特性がある。時間を余らせても、「今日はここまで。続きは次回」と言って、子どもたちに「えーっ!?」と言わせるのが、授業名人と言われる教師である。

[オンライン公開座談会]マイチェックリストで1学期を振り返って2学期の授業をパワーアップ 

新教科書のインパクトは  私は今までは文法をまず教えてから教科書内容に入るスタイルをとっていましたが、去年今年は意識して「場面の中で実際にどのように英語が使われているか」ということから入って、最後に文法をまとめるようなやり方にシフトしています。「私もその方向に移行しなければ」と日々、どうすれば良いか、考えている次第です。

英語力伸ばすために:ディベート手法の活用ー埼玉県立伊奈学園総合高等学校の授業から(阿野幸一文教大学教授)

4人のディベートの準備段階について 1 グループ内でオンラインショッピングの長所と短所についての話し合い 2 オンラインショッピングの長所についてクラス全体でやり取り 3 オンラインショッピングの短所についてクラス全体でやり取り 4 次回の授業までに各自の意見をまとめてくるよう指示

4人のディベートのやり方について 1 生徒A:自分の考えをスピーチ(1分30秒) 生徒B:スピーチを聴きながらメモを取る 2 生徒Bが、理解できなかった内容について生徒Aに質問(1分) 3 生徒Bが聞き取った内容を、口頭で生徒Aに発表(1分30秒)(AとBの役割を交代して同様の内容を行う) 4生徒CとDがジャッジとコメントとアドバイスを行う

きっとここに至るまでも、何度かstep by stepの指導が必要だったのではないかと思う。①ディベートについての概論やモデル動画の視聴、取り組むことでの長所を教えていること、ゴールの設定と取組み後の理想の姿を予測させること ②準備段階ですべきことや4人ディベートのやり方についての解説 ③とりあえずやってみること(簡単に、できなくてもいいから) ④ペアでディベートの練習 ⑤ペアでメモを取り質問をしあう練習 ⑥ペアで相手のスピーチを聞いて評価(ジャッジ)する練習 やっはりディベートを授業に取り入れていきたいと思う。

指導の当たり前を疑う (奥住桂 帝京大学講師)第19回「正確さ」の指導って必要?

「適切さ」推しの新しい評価の枠組み 今回の学習指導要領改定のポイントの1つは、言語仕様の「適切さ」に重点が置かれてるようになったことです。〔思考・判断・表現〕の観点では、「目的・場面・状況」を考えながら言語を使用させる活動が設計され、生徒たちはただ正しい発話や筆記を目指すのはなく、コミュニケーションをする相手や状況に合わせて、表現する内容や方法を選択する工夫が求められるようになりました。私は、「適切さ」を求めると、「流暢さ」が失われてしまって、また、コミュニケーション重視ではない頃の英語教育に戻ってしまうのではないかと危惧しており、授業では、どうしても「適切さ」よりも「流暢さ」を追求してしまいがちである。ただ、目的・場面・状況を考えて上で、表現内容や方法を選択するという、「適切さ」においては、全くその通りだと思い、パフォーマンスをさせるときには、評価の基準にしている。

現場のお悩みQ&A (大脇裕也 大阪府大東市立北条中学校) パフォーマンステストで児童がお互いに高め合う工夫

パフォーマンステスト評価のルーブリック アイコンタクト A メモを見ず、常に聞き手を見ながら話している。 B メモを時々見て、聞き手の方をなるべく見ながら話している。 声の大きさ A みんなが聞き取り易い声で伝えることができる B 聞き取ることができる声で伝えることができる ジェスチャー A ジェスチャーをいくつか入れて、より伝えるための工夫ができている B 自分を占めるためのジェスチャーなど、一つでも入れて伝えるための工夫ができている 内容 A 自分の夢についての理由を2つ以上伝える事ができる B 自分の夢についての理由を1つでも伝えることができる。

授業に活かせる基礎英語講座 文法クイズ79 (佐藤誠司 (株)佐藤教育研究所代表) 「暖かくなる」はbecomeかgetか?

無料検索サイト Ludwig, Netspeak, COCA, Ngram Viewer 「この表現は正しいのだろうか」という疑問が生じた場合、筆者は主に上記のサイトを使って調べている。

はじめての英語グループ・ディスカッション第1回 ディスカッションはトライアド(3人組)で行こう! 齋藤英敏(茨城大学准教授)

グループ・ディスカッションにはトライアド(3人組)をお勧めします。研究の結果も発話量の点でトライアドが4人組より優れていることを支持しています。トライアドは、一人一人の活動量はペアよりは少ないが4人組より多い。構成員の影響はペアより少ないが4人組より大きい。責任分担はペアより少ないが4人組より大きい。問題点は2人だけで進めてしまう可能性がある。公共性はペアがプライベート感があるのに対して4人組のかなりパブリック感があるよりはやや低めのパブリック感である(プライベート感よりもパブリック感が必要)期間巡視負担はペアより少ないが4人組より多くなる。ペア→トライアド→ライティング→振り返りの順で行うと効果的である。 ペアで話したことをトライアドで共有し、最後に「振り返りあるいは「書く」活動で終わらせる。