事実発問:本文中に書かれている情報について直接尋ねる発問で主にwhat, when, whoなどで問いかける。推論発問:直接本文には示されていない内容を行間や読者の背景知識などから推測させる発問でwhy, how, Do/Doe…?などを使って問う。評価発問:本文から得た情報に対する読み手の考えや態度を表明させる発問(Imagine…, Would you like to …?など)。推論発問や評価発問では、生徒から異なった解釈や考え方が生まれやすい。それは、内発的動機づけや個々の読解力を高めること、協働学習などにつながりやすい。
認知言語学の知見にもとづいた文法説明ーTo do, or doing, that is the question. 中川右也
動詞の目的語の形式を説明する既存の方法は2つある。一つ目は、語呂合わせである(江川、1994)動名詞を取る動詞の頭文字M (mind, miss) e (enjoy) g (give up) a (admit, avoid) f (finish) e (escape) p (practice, put off) s (stop)をメガフェップスと暗記する。
私の場合なら、「Oral Introductionを聴いて、summaryを30秒間話し続けることができる」、「Can you 〜?の質問を3つペアに言え、ペアの質問にbecauseをつけて2文以上で答えることができる」、「Small Talkで1分間で80語以上話すことができる」、「振り返りカード・・・」などと、自分の授業に落とし込んでいけばいいのだ。
some someは基本的に「明示されてはいないが限定した少数量の指示物が存在する」ことを表す。疑問文で用いられると、述べられている事柄に対して話し手が肯定的な態度を取っていることが表される。Do you have some money?(お金を持っているでしょう?(あなたがきといくらかお金を持っていると思うが、それを確認したい。))否定文では相手の言ったことに反駁する場合によく用いられる。”You drank some wine.” “I didn’t drink some wine.”(「ワイン飲んだな!」「飲んだなんかないよ!」)
any anyは基本的に任意性を表し、「1つ、あるいはそれ以上のどんなものでも構わない」と言う意味を表す。someとは異なり、指示物の存在は保証されない。通例、疑問文、条件文、否定文で用いられます。疑問文、条件文で使われると、述べられている事柄に対して話し手が中立的な態度か否定的な態度を取っていることが表される。Do you have any money?(お金、持っていますか。[中立的]/お金持っていないのでしょう?[否定的])、If there’s any beer, pour it out. (ビールがのこっち得たら注いでください) [中立的]。肯定的で使うany(通例強勢を置く)「どんな種類の・・・での」というように不特性を強調する場合は肯定分でも使われる。「自由選択のany」と呼ばれ、anyの後には可算名詞では単数系がくるのが普通。Give me a pen: Any pen will do.
このことは、私もClub Medでスキーをしたときによくわかった。レベル別でグループをつくるのだが、私と連れ合いは上から2番目のグループに入った。そこには、ブラジル人、イスラエル人、イギリス人、日本人など、7〜8カ国の人たちがいた。休憩時間やご飯の時間に一緒に座って話したりするのは、英語圏チーム棣非英語圏チーム。両方のチームとも英語を話すのだが、Native vs non-Nativeに分かれるのは、その方が話が進みおもしろかったからだと思う。non-NativeがNativeに遠慮している(英語力で!?)のかもしれない。とにかく、そのメンバーでいる方が楽しかったことは確かである。