食品ロスをなくすためには、賞味期限だけを鵜呑みにしない

 実践ビジネス英語5月号 Lesson3 「食品ロスを減らす」Reducing Food Wasteを2週間聞いて

食品ロスは世界中で大きな問題になっている。日本でも廃棄される食品は莫大な量である。近年では、「恵方巻」が大量に廃棄されているという報道があり、今年は予約販売をしている店舗が多いと聞く。今回のビニエットではアメリカと日本の食品ロスについて、Alex & Alexで働いている主人公の上田翔太が同僚と雑談をしているというシーンから始まる。

More than 40 million of our fellow Americans face the problem.

4000万人以上のアメリカ人が飢えに直面している。

A whopping 20 percent of the food that we put on our plates wind up in the garbage.

お皿に盛り付けてある20%の食料をゴミ箱に捨てている

Studies show that that wasted food could feed two billion people.

そのゴミ箱に行った食料で世界中20億人を養うことができる

Japan is one of the world’s biggest food importers.

日本は世界最大の食料輸入国の一つである

The country is only about 40 percent of self-sufficient in terms of food supply.

日本の食料自給率はたった40%である

Our annual food imports are about 58 million tons, and we waste the equivalent of 30 million tons of food.

5800万トン輸入して、3000万トン捨てる

All that excess food contributes to climate change as greenhouse gases are produced in the process of deposit.

廃棄処理過程で温室効果ガスが発生し、気候変動の一因となっている

Overly large packages and portions result in a lot of wasted food.

アメリカでは、大きすぎるパッケージで盛り付けられることが原因

But in Japan, a lot of food waste consists of returns from supermarkets and convenience stores after the expiration dates.

日本では、レストランやコンビニからの期限切れ食品の返品が主な原因

Some food companies are trying to tackle this problem by setting voluntary standards that stream the labels to just two phrases such as “Best by” a measure of quality and “Use by” a safety flag.

食品会社の中には自主基準、「推奨期限」と「使用期限」を設けて、この問題に対処している

“Best by” dates indicate when food is no longer at peak quality.

「推奨期限」は食品の質が最高ではなくなる日を示している

“Use by” label should be applied to ready-to-eat foods like meat spreads, sushi and prepared salad and sandwiches.

「使用期限」はサラダやサンドウィッチなど、すぐに食べられる食品に適用すべき。

賞味期限を過ぎてもほとんどのものは食べられるのだから、自分の舌や鼻を使って食べれるかどうか判断している。食品ロスをなるべく無くしていきたいと思っているので、たくさん買わない、たくさん作らない、たくさん盛り付けない、など、消費期限のラベルを鵜呑みにしないのと同様、気をつけていきたい。