「最後のパートナー」を指導した

2021年5月11日(火)6限目 2年A組、5月17日(月)6限目 2B「最後のパートナー」

この回も担任が出張代わりの研修で校内に入るのだが、Zoomでの研修のため、代理で担任ではない私が行なった。4月の第1回「道徳オリエンテーション」からずっと登場しているので、子どもたちもいささか嫌気がさしているのではないかと邪推してしまう。

しかし、今回も図らずも、「神回」になった。オリエンテーションをしたからか。子どもたちの力なのか。私の指導力のおかげか。3つ目はないとしても、いい意見がたくさん出た。

盲導犬の話である。繁殖ボランティアからパピーウォーカーへ託されて、1歳になると訓練センターで候補犬として盲導犬になるための訓練を受ける。全ての候補犬が盲導犬になれるわけではない。そして盲導犬として活躍した後、退役ボランティアに託されて最後を看取られる。

「生命への尊厳」を考える授業である。主発問は一つに絞ってあった。「どうして死ぬとわかっている犬を(退役ボランティアが)預かるのか?」子どもが考えやすい部分にした。

「余生を楽しく過ごしてもらいたいから」「人のために頑張ってきた盲導犬だから、感謝(恩返し)したい」「家庭犬としてかわいがってもらう経験もしてほしい」「生命の尊厳を考えた時、ほったらかしでいいわけはない」など、いろんな意見が出た。

この「生命への尊厳」では、生命の連続性について理解を深めることと学習指導要領ではなっているので、その部分についても突いてみると、「全ての命(動物や植物)をいただいて人間は生きている」や「いただきますと食事の時に言うことの大切さ」などの意見も出ていた。

深く議論し、それを聞き合える、言い合える、仲間が増えてきているように思う。

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