英語教育2022年6月号を読んで

第1特集 一緒に考えよう 英語の授業で正確性はどこまで必要? 第2特集 今こそ物語を! 物語分の活かし方・味わい方

英語教師のためのICT活用ガイド [Webサイト]世界の多様性を英語で楽しめるサイト 松本青也先生

City Walks 100近くあの年を昼間か夜間かで選ぶと、散策する観光客の目線で主な観光スポットを巡ってくれる。

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Virtual Vacation 街歩きに加えて30の都市でのドライブや35の名所旧跡への観光が楽しめる。

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古英語の小窓 第3回 「英語の人称代名詞:残ったもの、消えたもの、借りたもの」藤井香子(大阪大学他非常勤講師)

2人称ですが、英語では次第に2人称単数の人称代名詞を使わなくなりました。現代英語の”you/your/you”は本来2人称複数形だったもので、それを単数使用へと広げたのです。古英語からの単数形”thou/thy/thee”はかなり後の時代まで使われますが、やがて廃れ、今では「古めかしい英語」でしか用いられません。そのため、thou形の方が相手を敬うものだという誤解もあるようですが、実際は逆で、複数形を「あなた(1人)」に使うのが丁寧表現でした。

高校生の言語活動での正確性はどこまで?ーフィードバックで”Oh!”(あーそうか!)を引き出す (中村拓也 立正大学附属立正中学校・高等学校教諭)

フィードバックの仕方 ①メタ言語的修正 She is good English, English teach.→ Who teaches English? → Oh, SHE teach English. ②リキャスト She is good English., English teach. → Ah, you want to say, she is GOOD AT English, so she TEACHES YOU English, Right? ③誘導 If she is my mother, she teach me English. → IF she…, → Oh! If she …, she WERE my mother, she TAUGHT me… ④繰り返し If she is my mother, she teach me English. → IF she IS your mother, she TEACH you English. → Oh! If she WERE my mother, she TAUGHT me Engilsh.

英語教育時評 「言語活動」再考 胡子美由紀(広島市立古田中学校教諭)

CSの改訂のポイント(山田調査官)「①互いの考えや気持ちを伝え合う対話的な言語活動を一層重視する、②言語活動の繰り返しを通じて資質・能力を育成する、③授業や生徒に対する教師自身の意識を振り返ってみる」

「言語活動」を「実際に英語を用いて互いの考えや気持ちなどを伝え合うなど」の活動を意味し、「情報を整理しながら考えなどを形成」するといった「思考力、判断力、表現力等」と同時に、英語に関する「知識及び技能」が活用されるものとされ、言語材料について理解したり練習したりするための活動とは大きく区別されている。自分の考えや気持ちを伝えあう要素が欠けていては「言語活動」とは言えない。「言語活動」を通して学んだことを活用しながら、自分で必要な語彙や表現を選択肢コミュニケーションを測っていく力を身に付けさせなくてはならない。CSでイメージされる「言語活動」はtaskと言い換えてもいい。Ellis and Shintani (2014) ”Four ‘Tasks’ Criteriaによると、taskの基準は”1. The focus is on meaning. 2. There is a gap., 3. The learners rely on their linguistic resources., 4. Language is not used to assess achievement.”の4点だ。taskでは、意味内容や意味交渉・メッセージの授受に焦点が当てられ、学習者が自由に語彙や文法を使う。また、必ず達成目標があり、product(成果物)があるのが特徴。

第二言語習得研究のメタ分析から見えてくる英語授業 第3回 「多読は英語学習に効果的なのか」 神谷信廣(群馬県立女子大学教授)

3つのメタ分析のまとめ ①多読は英語力の、読解力、リーディング速度、語彙習得の全ての側面に対して効果がある。②多読は大学生以上で効果が大きい。③多読の効果は経年と共に増加している。

英語が苦手な学生に寄り添う大学の英語授業お悩みQ&A 第3回 「「間違える」は上達への第1歩」陸田絵里子(日本工業大学非常勤講師)

学習者に「間違える」メカニズムを伝える 返却コメントを読み、間違いをチェックする学生の姿には、頑張れ!と声援を送りたくなります。このような提出物にコメントをつけて返却する手法は、間違えた箇所を見直すきっかけとして大学生に対しても有効と考えている。

私のメモ

目の横を「こめかみ」と呼ぶのは固い米飯を噛むときそこに力が入ったから。

最新の2015-2019年でみると、I wish I wasはI wish I wereの5倍の頻度で、現代英語ではbe同士の仮定法過去はwasが標準と言える。

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ミステイクとエラーを区別すること。シャープペンとボールペンの違いがわかっていて取り違えるのは「ミステイク」。シャープペンをボールペンだと思い込んでしまっているとしたら、「エラー」の状態。段階ごとにどの程度まで正確性を求めるか意識する。「中間指導」といって、活動と活動の間に生徒が困っていることや、わからないことなどを共有するやり方があります。中間指導で、良い例を取り上げたり、共有したい間違いを取り上げたりすることは、正確性を高めることにつながる。使わせてみて正確性の必要性を感じさせ、そのタイミングで正確性を高める指導を行う。

Hedgehog ハリネズミ(鉄のバリケード)

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