「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい」のだということがわかりました〜「人生うまくいく人の感情リセット術」(樺沢紫苑著)を読んで

ネガティブに考えてしまうところがあり、夜中に目覚めて無限ループに陥ることがたまにある。どういう心持ちで行けばいいのか、なかなかわからないし、毎回同じ状態になってしまう。考え方と感じ方をいったんリセットすれば、うまくいくようになりそうだ。

「ワクワクする」というポジテイブな言葉を発すると、脳のパフォーマンスが上がり、行動もそれに伴っていく。「できなかったらどうしよう」という不安がたとえあったとしても、「ワクワクする」と言っておいたほうがパフォーマンスの質は向上する。

「どん底」=貴重な時間 と考えた方がいい。この経験を糧にして新しい自分を作り上げていく。

「先のことは考えるな。今にフォーカスしろ!」無駄な動き、くどくど考えて無限ループに陥る、は止める。「今どうするかだけ考えて、不安や焦りと言った感情をリセットする。」

【ヘルパーズハイ】自分のためではなく、ボランティア活動など、みんなのためにがんばると、その状態になり、エンドルフィン(ドパミンの20倍の幸福物質)が分泌され、健康的で長生きする。

苦手な人と付き合わなければならない時、「人を変える努力はムダ、人間関係を変える努力をする。」具体的には、「人間関係を変える第1歩は、相手を肯定すること」まず相手を1人の人間として肯定することから始めないと、建設的なコミュニケーションはスタートしない。決して、苦手な人に「マイナスのラベリング」をしないこと。よく話して見ないとその人のことはよくわからない。もっと付き合ってから判断しよう。「『相性』とはしょせん先入観。」

本能的に、「嫌」「嫌い」と感じる人は、自分と似たもの同士。自分の悪い面を認めたくないときに、ほかの人にその悪い面を投影して押し付けてしまうような心の動きが生まれてしまう。たしかにそうかもしれない。苦手な人のことをもっと観察してみようという気になる。

人間の印象は初対面の時に90%決定し、後からその印象を帰るのは非常に難しい。「初頭効果」

嫌いな人の悪口は言わない方がいい。それで、きらいの感情を増幅してしまう。その悪口は全て自分に返ってくる。かげ口は止めて、「かげほめ」をするといい。嫌いな人を褒めると、面白いほど、人間関係が改善する。

「返報性の法則」とは、人から親切にされると、何かその人にお返しをしたくなること。「好意の返報性」とも言う。しかし、これは「悪意」にも当てはまるので注意。

人と良好な関係を築くには、コミュニケーションの量を増やすこと。「挨拶」「雑談」「聞く」。「話す」と「聞く」は2:8くらいの比率が理想。自分は相槌を打ち、時々コメントを挟むくらいがいい。カウンセリングと一緒。

のれんのように話を受け止めると、話している方もふわっと優しい感覚に包まれるので、癒される。人を優しく「受け入れる」。のれんの法則で対応すると、ネガティブな感情も受け流すことができる。

私は25年くらい5行日記を書いている。日記による癒しがある。「表現による」癒しと「内省による」癒し。

「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ。」(ウィリアムジェームズ精神科医)「感情」よりも「行動」が先に生じる。従って、笑うと楽しくなるというベクトルができる。

笑う、人の悪口は言わない、人を褒める、無限ループに入ったら別のことに没頭する、人に親切にする、話す聞くは2:8